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北九州市の独自の
プロジェクトを紹介

たくさんのチャレンジを応援できるまちへ。『アーバンスポーツ』の世界的アスリートが一堂に集結した2日間をレポート
#PROJECT#ART#EVENT
第2回FIGパルクール世界選手権に併せて、まち全体をアーバンスポーツの舞台に変えて、大会を盛り上げる試みとして、市街地中心に位置する勝山公園大芝生広場前の大通りを封鎖し、スケートボードや、ブレイキン、BMXなどのアーバンスポーツが楽しめるイベントや、道路に自由にお絵かきできるアートプロジェクトなど2日間にわたりさまざまなイベントが実施されました。



約50か国から集まった約150名のパルクール選手のワールドクラスのパフォーマンスを楽しみながら、隣接する紫川水上ステージではパルクール体験教室が開かれました。


スケートボードエリアでは、普段スケートボードで滑ることができない公道で、体験会やフリー走行を楽しむことができました。このイベントを通じて初めてスケートボードを経験する緊張した面持ちの人たちと普段からスケートボードを楽しむ若者や子どもたちの入り混じる光景が広がりました。


BMXデモンストレーションイベントでは、東京五輪、パリ五輪 BMXフリースタイル5位入賞の中村輪夢選手をはじめとするBMXトップライダーたちが小倉城をバックに次々と華麗な技を披露。眼前で繰り広げられるアクロバティックな技に観客は熱狂の渦に包まれていました。

ブレイキンエリアでは、小学生から高校生の約20名で構成されるブレイクダンスチーム「九州男児新鮮組」によるスペシャルショーケースやエキシビジョンバトルが会場を沸かせました。パリ五輪での日本人選手の活躍が記憶にあたらしく、注目度の高いブレイキンには、ステージを多くの観客が囲み、至るところで感嘆の声があがっていました。ショーケースの後にはワークショップも開催され、多くの子どもたちや若者がレクチャーを受けて楽しむ様子がみられました。



この他、交通規制のかかった小文字通りにレッドカーペットが敷かれ、華麗なドレスやワンピースを身にまとった東筑紫学園高等学校の生徒によるファッションショーや、自由ケ丘高等学校チアダンス部によるチアダンスが会場を華やかに彩りました。




ここ最近、北九州市内でも目にする機会が増えてきた電動マイクロモビリティ(電動キックボード)の試乗会も開催されていました。乗車前に安全講習と操作方法を教えてもらって、早速公道へ。思ったより安定感のある走りをみせ、颯爽と進む電動キックボードの走りに、試乗した人たちのニコニコした笑顔がとても印象的でした。


道路に自由にお絵かきができるエリアには、小さな子どもたちが集まってチョークやテープを使いながら夢中になって絵をかいたり、制作を楽しむ子どもたちのほほえましい光景が広がりました。会場には、両日たくさんのキッチンカーが出店。その傍らにテーブルなどの休憩スペースが設けられていたこともあり、各イベントの合間や、疲れた時のちょっとした休憩に小腹を満たすことができたようです。小さな子どもたちがのびのびと遊ぶのを見守りながら、一日中滞在が楽しめるのもこのイベントの魅力でした。




2日間のイベントを通じてアーバンスポーツを身近に、そしてたくさんのチャレンジを応援できるまちへと変わろうとする北九州市を象徴するイベントとなりました。
また、北九州市が「アーバンスポーツの聖地」に向けて挑戦していくファーストステップにもなりました。
「第2回 FIGパルクール世界選手権・北九州」関連イベント
開催日/2024年11月16日(土)、17日(日)
開催エリア/勝山公園周辺(小文字通り開放)
▼11月16日(土)
ブレイキン:スペシャルショーケース・ダンスバトル/ワークショップ
スケートボード:体験会
パルクール:体験会
ファッションショー
道路お絵かき:お絵かき・制作
キッチンカー
▼11月17日(日)
BMX:デモンストレーション
パルクール:体験会
電動キックボード:試乗会
チアダンス:演技
キッチンカー